その1

 いぬのえいが(DVD)

 オムニバス。作品によって出来不出来が激しい。

 最初の作品が一番醜悪。どあたまから渡辺えり子佐野史郎の掛け合いなんて見せないで欲しい。

 宮崎あおい主演の「ねえ、マリモ」は個々の観客の思い出に訴えかけてくるような作品。

 私は犬を飼った事はないですけど、犬との出会い&別れを経験している人は落涙必至。

 70/100

 その2

 TAKESHIS’(東劇)

 極めて内向きかつ私的な映画。

 たけし監督のマイナス思考や負のエネルギーを強く感じる作品。

 昔「コマネチ」でたけしさんがバイク事故について「俺、あの時自殺しようとしてたのかも」という話をしていたが、それに通じる破壊の臭いがした。

 74/100