非常に不快だった

 山本文緒の「ブルーもしくはブルー」を再読していたら、蒼子Bの夫である河見の性格(普段は優しいが束縛がきつく、酒に酔うと暴力を振るう)がどうにもこうにも鼻について、読んでいて嫌悪感が猛烈にこみ上げてきた。あまりにも粘着質で気持ち悪いので読むのをやめた。

 30年生きてきてやっと自分の嫌いなタイプが分かった。

 酒癖が悪くて自由を疎外する人間だと。