ヒロインは遅れてやってくる!

 昨日の東京国際女子マラソン高橋尚子の走りには感動した。

 いつ怪我を抱えた足がパンクするんじゃないかとドキドキだったが、終わってみたらぶっちぎりの完勝。

 小出監督がいた時と違って、自分が全責任を負わなければならない社長みたいな立場になったから、このレースにかける意気込みやプレッシャーは傍で見るよりもずっとすごかったと思うが、飄々とレースをこなしてしまう自然体ぶりに改めて感心した。

 5年前に買った小出監督の「君ならできる」を読み返した。