映画化されたミステリー・サスペンス

 「亡国のイージス」のことを昨日書いたので、最近映画化されたミステリー・サスペンスを原作と比較してみます。

 東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」(原作)=「g@me」

 騙しレベルは映画版の方が上だが、ラストにかけて冗長になるので勝負は五分五分。

 宮部みゆきの「模倣犯」(原作)>>>>>「模倣犯

 映画版はガタガタで理解不能。比べるべくもなく原作の圧倒的勝利。

 貴志祐介の「青の炎」(原作)≦「青の炎」

 非常にいい勝負。二宮和也の好演で少し映画版の方が有利か。

 東野圭吾の「秘密」(原作)>>>「秘密」

 広末涼子を始めとする俳優陣の好演で映画版勝利かと思いきや、最悪のオチを見せつけられてゴール直前でエンスト。