「ゲド戦記

 「命は有限だからこそ人間は必死に生きるし、その姿こそが美しいのです」というメッセージは理解できるが、物語のスケールがめちゃめちゃ小さいなあ・・・。

 このゲド戦記って登場人物が6人(ハイタカ、テルー、アレン、ウサギ、クモ、テナー)しか出てこない物語なのかよ?!
 原題は「Tales of Earthsea」。大地と海の物語だぜ。

 宮崎吾朗さんはジブリ作品の監督という絶対的な権力(同時に責任も伴うが)と莫大な予算を持たされたんだから、もっとドカーンと大きな六尺玉を打ち上げて欲しかったです。これじゃまるで線香花火だよ・・・。

 毎度批判の的になる俳優声優の演技は良かったです。そこだけが救い。

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