2006-07-10 ■ 読書 フィリップ・トルシエ 「情熱」 2002年ワールドカップ開幕直前に書かれた作品。 タイトルどおり熱のこもった一冊。読んでいるこっちも熱に当てられる。 サッカーを人間教育の一環として捉えるトルシエの素顔が見えます。 フラット3とかいわれますけど、トルシエのチームコンセプトは一言で言うと「一体感の醸成」だ。 トルシエの綿密なチーム作りに比べて、いかにジーコのチーム作りが穴だらけだったかが分かる。 この4年間足踏みじゃねーか。全然トルシエの提言は生かされなかった。