5月終わってセリーグ総括(数値は5月31日まで)。

 1位 タイガース 28勝19敗1分 5月の貯金7

 打率 275(2位) 防御率 2.98(1位) 得点 220

 4月より打率が1分5厘下がり、防御率が下がる。

 今岡誠の調子上がってくると思ったんだけどな。結局調子も上がらず怪我まで負って2軍落ち。

 火を噴く鳥谷敬。打撃開眼か。

 ジェフは戻ってきたが、故障箇所が膝(=下半身)なのでちょっと不安。

 それでも投手陣のレベルは総じて高いので、6月に入ってもそう大崩れすることもあるまい。

 2位 ジャイアンツ 28勝20敗2分 首位と0.5ゲーム差。5月の貯金−3

 打率 270(3位) 防御率 3.70(3位) 得点 257

 4月より打率が5厘下がり、防御率も上昇。けが人復活せず。調子良かった4月の反動がいっぺんに来た感じ。

 それでもジェレミー・パウエルの踏ん張りでマイナスを最小限に食い止めた。

 先発の高橋尚成上原浩治が戦線に復帰し、悩みの種だったグローバーが消えるので6月は上がり目とみた。

 3位 ドラゴンズ 26勝20敗1分 首位と1.5ゲーム差。5月の貯金1

 打率 257(6位) 防御率 3.18(1位) 得点 190

 4月から打率変わらず、防御率は下がる。

 打撃の不振は相変わらず。荒木雅博は怪我するわ、全然井端弘和も復活しない。

 投手陣は川上憲伸が相変わらず調子いいし、佐藤充の台頭が大きい。安定感が増した感じ。

 それでもこの低打率じゃ爆発的な貯金は期待できなさそう。6月は水平飛行とみた。

 4位 スワローズ 25勝23敗 首位と3.5ゲーム差。5月の貯金6

 打率 281(1位) 防御率 4.00(5位) 得点 251

 打撃陣が本来の実力を発揮して貯金月間。それでも6か。10くらい貯金しているイメージだったのに。

 でもピッチャーは不調だ。先発は総じて4点台。

 川島亮の離脱も痛いが、もっと左3人衆(石川雅規石井一久藤井秀悟)は活躍できると思ったのに。

 しっかり投げてるのはガトームソンと中継ぎの木田優夫松井光介だけ。

 これから打線の調子は下がり目になると思われ。ピッチャーがこの調子のままなら6月は大借金月間になるとみた。

 5位 カープ 20勝27敗2分 首位と8ゲーム差。5月の貯金0

 打率 262(4位) 防御率 3.59(3位) 得点 193

 打率は2分上がり、防御率は下がる。なのにどうして貯金ゼロ?

 なんと!チャンスに打てない打線と調子の悪いピッチャーのタイミングが5月後半に見事にシンクロというツキのなさ。

 それでもチーム力は明らかに上がっているので展望は暗くないと見た。6月はちょい貯金の予感がする。

 6位 ベイスターズ 15勝33敗2分 首位と13.5ゲーム差。5月の貯金−11

 打率 268(4位) 防御率 5.32(6位) 得点 229

 打率は4月と比べて1分8厘上がり、防御率も1点下がる。でもきついの一言。

 先発&中継ぎ投手陣に改善が見られない。希望の光は那須野巧だけ。

 佐伯貴弘はもう切るしかない。打率が210じゃどうにもならん。

 若手打撃陣(吉村裕基内川聖一、藤田一也)の成長、村田修一の打撃タイトル獲得に期待しよう。

 6月もかなりの低空飛行とみた。

 6月予想。

 タイガースとジャイアンツが飛び出しそう。

 他4球団は上記2チームを追いかけられるだけの要素に乏しい。