WBC
あーあ残念。
ツキもなかった。里崎のライトに転がったあれだけ深い当たりで、俊足の岩村が足を痛めて生還できなかったり、三塁完璧アウトのタイミングで今江がボールを落としたり。
それにしても真の敗戦はまたもやベンチワークにあり。
絶不調の福留孝介をスタメン起用(スタメンで使う密約あり? 途中で代えるなら最初から違うヤツ使え!)。
最後に左のク・デソンが出てきたのに左バッターの川崎宗則をそのまま使ったり(右バッターの宮本や和田一浩がベンチにいるだろうが!)。
中継ぎではモーションに癖があるピッチャーが欲しかったところ(中日の岩瀬仁紀、ベイスターズの木塚)。
韓国はその点ピッチャーの構成が多彩だった(名前は失念したがアメリカを封じた右のサイドスロー、少しトルネード気味のク・デソン、最後に出てきたオ・スンファンも普通の投げ方じゃなかった)。
根本的に、146試合トータルで競うペナントレースの戦い方と、一戦必勝のトーナメントの戦い方の区別が首脳陣に付いてないところが致命的。王監督はプレーオフでも苦杯を舐め続けているので、短期決戦に向いてないのかもしれない。
それにしても、藤川球児の球の荒れ振りはペナントレースに向けて非常に気になる(私は巨人ファンだが、昔から彼のファンでもある)。
一戦目のアレックス・ロドリゲスに打たれたさよならヒットも、今回のイ・ジョンボムに打たれた決勝打も、バッターがうまく打ったというより完全なコントロールミス。
今年はダメかもしれない。