それほど

 もう順位が上下するとも思えないので、洋邦取り混ぜた今年の我が映画ベスト10を連ねてみました。

 1 いま、会いにゆきます

   誰かを愛することの素晴らしさや強さを信じさせてくれる大傑作。

 2 殺人の追憶

   恐るべき連続殺人犯の跳梁跋扈を可能にした、当時の韓国の空気感の醸成が絶妙。

 3 ジョゼと虎と魚たち

   健常者と障害者の心情を、偽善を盛らないで描いているところに好感が持てる。

 4 スパイダーマン

   ヒーローと普通の人間の狭間で苦しむピーターの姿が心を打つ。

 5 花とアリス

   篠田昇の端麗な撮影、蒼井優の魅力。少女を美しく描く岩井俊二の真骨頂が炸裂。

 6 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

   あの長大な原作をまとめあげ、成形して送り出した監督の執念に頭が下がる。

 7 下妻物語

   日本ではあまり描かれることのなかった、女性同士の熱い友情の姿に感動。

 8 ワイルド・レンジ 最後の銃撃

   久しぶりの本格西部劇。コスナー久々の快作。

 9 69 Sixty Nine

   下品で女子のことしか考えない(今と全然変わらない)高校生の姿に大爆笑。

 10 スイミング・プール

   リュディヴィーヌ・サニエの肢体を蹴散らす、シャーロット・ランプリングの存在感に圧倒される。