古本屋で

 沢木耕太郎の「敗れざる者たち」を購入。

 野球好きということもあって一番興味深く読んだのは、プロ野球史上最速で2000本安打を達成し、大毎の主力バッターであった榎本喜八(初代安打製造機)の栄光と転落を描いた「さらば 宝石」。

 スポーツ界で栄光を輝かせ続けるためには、人を食ったような図太さがなければいけないというのがよく分かる一冊。