思わぬ後遺症

 日曜日に観た「いま、会いにゆきます」は、本当に素晴らしい映画でした。

 今年劇場で観た作品の中では「殺人の追憶」(ジャンル違いすぎだが)と双璧の一本です。

 で、そんな作品に出会えたことは至上の喜びなんですけど、心の中では困った問題が起こっています。

 「いま、会いにゆきます」の素晴らしさを心に思うたびに、映画史上最低の作品との評価が確立した「デビルマン」への怒りや疑問が沸々と湧いてくるのです。

 同じ「人間」という種族が作ったのに、どうしてこれほどまで作品の出来に差が出来るのか?

 「いま、会いにゆきます」の土井裕泰(監督)と岡田恵和(脚本)。

 「デビルマン」の那須博之(監督)と那須真知子(脚本)。

 この2組の才能の圧倒的な差は何なのか? 

 本当に同じ映像畑で働いている同業者なのか?

 原作という素材は、両方とも比類するものがないくらい素晴らしいのに・・・。

 そんな思いが心に去来する今日この頃です。