野球を観察

 日本×キューバ 6−3

 一昔前のキンデランやリナレス(現中日)が全盛期だったころの豪快イメージが焼きついていたので、どんなレベルのチームかと思いましたけど、思ったよりバッターはずっと非力です。ボールに力のあるピッチャー(黒田or松坂)なら簡単に封じ込められるでしょう。

 変化球主体で攻めるより、インコースにどんどんストレートで勝負です。

 それと予選だからかもしれませんけど、日本のようにチームバッティングが徹底されていません。

 ファーストにランナーがいるのにショートとサードの間にボールを転がしたりしています。

 できないというよりやらないだけだと思われる。壮行試合のときはしぶといバッティングを見せていたので。

 そういう意味でも細工のできないインコースのストレート攻めを。

 最後にゴンザレス(変則モーション気味の左ピッチャー)を村松と藤本と福留の左バッターが打ち崩せたのは収穫ですな。

 と思っていたら、今日はオーストラリアに4-9で敗戦。

 ダイジェストで見たところ、出てきたピッチャーがみんな調子悪かったんだな。

 本来コントロールのいい三浦や清水直行までも。

 バッティングのパワーは相当強力。左バッターが多いようなので、先発が崩れたら岩瀬や石井を早めに投入。

 それと、とにかくワンチャンスでひっくり返せる可能性があるなら(2点差くらい)安藤は使わないほうが賢明でしょう。

 ペナントのときでも去年の疲労からか、ボールがぜんぜん来てませんから。

 ついでにコントロールも悪いし。投手陣の中では何も取り柄がありません。

 決勝ラウンドでは使わないかもしれないな。

 向うは抑えでウィリアムス(阪神)が登場。

 かなり調整してきたとみえ、日本にいたときよりボールの勢いが段違い。

 彼を出さないような展開にしないといけませんね。